教育の目標 校訓



 桜蔭学園は、中学校・高等学校六ヵ年を通じて、一貫した女子教育を実施している。
桜蔭中学校においては、時代に適応した学習と道徳の指導を行って建学の精神である「礼と学び」の心を養い、桜蔭高等学校進学にふさわしい 品性と学識を備えた人間形成を教育の理念として実践につとめている。桜蔭高等学校は中学校の教育を基礎として、豊かな愛情と自主の 精神をもって博く学び、正義の念に基づいて行動する女性の育成が念願である。卒業後は、大学進学を経て社会への参加、よりよい家庭 生活の建設など、各方面に活躍する有能な女性を世に送り出している。




  1.勤勉 ・温雅 ・聡明であれ。
  1.責任を重んじ、礼儀を厚くし、よき社会人であれ。
 


  1.桜蔭学園の生徒として、礼儀正しい事と勤勉な事を誇りと
      致しましょう。
  1.常に親和協力して、心身共に健全な人となりましょう。
  1.常に自主の精神をもって行動し、学園の充実発展に努め
      ましょう。
  1.常に環境の美化に努め、清楚で質素な服装を致しましょう。  




 佐々木和枝前校長の後を受け、四月より校長を務めます齊藤由紀子です。 昨年度まで教頭として、入試広報を担当しておりました。未熟ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします。
 本校は大正13(1924)年、関東大震災の翌年に誕生いたしました。現校地には東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)の同窓会である桜蔭会の寄宿舎が建っておりましたが、大震災によって焼け野原となりました。その直後に桜蔭会は女子教育の理想を実現し、社会に恩返しをしようと会員に寄付を呼びかけ、本校が設立されたのです。この平成29年4月23日で創立93周年を迎えます。
 桜蔭では創立以来、「礼と学び」の心を大切にし、自立した女性の育成を目指し、実践して参りました。
 「礼」の心とは、相手を知り尊重することを忘れず、たとえ異なる価値観をもつ人とも協働してゆこうとする心といえます。そして「学び」の心とは、真理の前に謙虚であること、学ぶことで自らを高めてゆこうとする志です。ともに、どのような時代にあっても変わらない、大切な生き方の基本といえるでしょう。
 

校長 齊藤由紀子
 本校では読書や友人との議論、実験など、自ら学習を深めてゆく体験を大切にしています。生徒達は、日々の幅広い学習を通して学ぶことの意味と喜びを知ります。また、学校行事や学年行事、クラブ、委員会活動では、異なる意見をまとめ、友人と協力してゆくなかで、バランスのとれた社会性を身に付けてゆきます。様々な分野の方をお招きしての講演会や卒業生の力を借りたキャリア教育、更に大学や企業との連携など、広く学び、経験を広げる機会も活用されています。
 こうした様々な学びを通して、生徒達が自己を確立し、多くの人々と協力して社会を支えてゆける、豊かな知性と心をもった人に成長することを心より願っております。